干し芋を作るようになったきっかけ
作成者:木村千寿子
~~~ 干し芋を作るようになったきっかけ。子育て奮闘していた懐かしい話です(^o^)~~~私は、アトピー体質なので、授かった子供たちには、できるだけ辛い思いはさせたくないと、試行錯誤の子育てをしていました。
ある日。幼い娘が、ニカッと、満面の笑みを見せてくれた。イイカオ~
!その時、歯茎にキラリ光る白いコメ粒のようなもの発見。それが、乳歯だと知った。
なるほど、娘は歯茎が痒かったのか、やたら、歯固め用のイカのオモチャを噛ってたっけ…!新米母は、何か良いものは無いかと探しましたょ。お菓子は、砂糖が入っているので、毎日、与えるのはよろしくない
自然の味覚を育てる大切な時期、咀嚼の力を育てる大切な時期。
そこで見つけたのが、干し芋。当時は、中国産の干し芋が沢山あったが、国産は少ししか並んでなかった。
少しお高めだったけれど、国産なら、とりあえず安心。芋だし、食物繊維だし
与えた干し芋をぎっちり握って、噛み噛みしながら、ニンマリ
(笑)「ハイ、イイカオ~
」(あぁ、懐かしい。あの頃は、可愛がっだ。天使だった(笑))というこで、芋好きに育ったチビ達。国産の干し芋を買っては与え、買っては与え、すぐに平らげるようになりました。空袋を片付けながら、
『私も、死ぬほど干し芋食べてみたいなぁ…』
との呟きを、旦那は聞いていたらしく、「んで、つくっぺ。」と言います。
芋を買ってきてくれるのだと思っていました。そんな会話すら忘れていた、ある初夏の日。爽やかな笑顔の旦那が、「つくっぺ
」と、手にしていたのは、芋の苗。『え
何?芋?苗から
……何すゃ
』~~~~~~~~~~~かれこれ10年以上前になります、干し芋を作るようになってから。
始めは、小規模、少量しか作れませんでしたから、販売できる量も本当に限られていましたが、今年は、干し芋専用の部屋も、薪をくべって作れる釜戸も新設できたので、沢山作れるようになりました。
天日干し、手作りですから、少々、色黒。見た目は地味ですが、味は美味しいですよ!!
先日、来客に試食して頂きました。『別格の甘さだね!凄い』『え?これが、干し芋?』『少量でも満足できる甘さだね!』『ウンメェ、辞めらんねぇ
(笑)』『芋、本来の味って、こういうことかぁ。』などなど。ちょっと薄めなのは、早めに乾燥をさせて、回転させたい為。田伝むしの自然栽培の芋は、手作り、天日干しで干し芋加工をしています。干し芋の食べ比べも楽しいですよ
同じ品種でも、色や、風味の違いが楽しめます。又、軽く火で炙ると香ばしさが出ます。
パウンドケーキなどのお菓子作りにも、自然の甘味として重宝します。小さなお子さまは、誤嚥に気をつけてくださいね。歯の弱い方、差し歯、入れ歯の方、柔らかくしながら、工夫して、召し上がってくださいね。
ほしいもはネットショップで販売中です。
https://www.denden999.com/fs/gohan/kakou/gd63